子供に起こるロコモ症候群を改善するには？パーソナルトレーナーが解説します。
- 2018.12.07
- 筋トレするメリット・ダイエットの豆知識
こんにちは、西宮市でパーソナルトレーナーとして活動してるヒロです。
僕が子供の頃は、テレビゲームは1日1時間しかしてはいけませんでした。
僕の時代は今ほどゲームがなかったので、友達の家に集まって1時間ゲームをしたら公園に行って鬼ごっこをしたり、ボールで遊んだりしていました。
みんなで走るだけでもゲームみたいに楽しんでいました。
子供は遊びの天才で、どんなことでも楽しく遊ぶ能力が優れていると思います。
最近では、ゲームや携帯電話も進化を遂げて、誰でもゲームやスマホをもっているのが当たり前の時代になりました。
親がスマホをずっと使ってるからか、子供がスマホを使いたがってる姿を良く見かけます。
子供の頃の親は絶対的な存在で、親が言った事ではなく、親がしてる事を真似したものです。
スマホやゲームで遊ぶ子供が増え、今問題の一つとなってるのが、（運動不足により）小学生が老化してる事だそうです。
症状は、筋肉、骨、関節などに障害が発生し、身体機能の低下をきたすそうです。
なんと、今の子供の40%にその兆候が見られたそうです。
ロコモティブシンドローム
先程書いた症状は、ロコモと呼ばれるそうです。
ロコモとは、体を自由に動かすために必要な運動器の障害により、立つ、歩く、といった移動機能の低下をきたした状態だそうです。
これを聞いた時は、本当に驚きました。
僕が子供の頃は、肌がまっくろになるまで外で遊んでいました。
ブランコと石ころ一つだけで、5-6時間ぶっ通しで遊んだりしていたので、子供に移動機能の低下が起こるなんて想像もできませんでした。
ロコモの子供ができない動作とは？！
片足でしっかり立てない
手がまっすぐ上がらない
しゃがみこむとふらつく
物を投げる動作ができない
雑巾が硬く絞れない
転んだ時に手で支えられず顔に怪我をする
両手首を同時に骨折してしまう
これを見て思ったのが、体を使う機会が少ないため、体の使い方を知らないのでは？！と思いました。
僕はパーソナルトレーナー なので、筋肉やトレーニングについては日々研究・勉強しています。
そして気付いたことがあります。それは、お客様に多いのが体の使い方を知らないため、適切なフォームでトレーニングができない事です。
お客様は筋肉がないからだと思われていますが、それだけではなく、実は筋肉の使い方を知らないため、本来の半分以下の力すら出せていないのが原因です。
ただ、苦手な動きに特化したトレーニングを継続することで、柔軟性、筋力、体を思った通りに動かす能力が上がることで、肩こり改善、骨盤の歪みの調整、姿勢改善、身体機能向上など、様々な効果を発揮します。
ロコモの原因
運動不足
同じ運動しかしていない
この2つだそうです。
運動不足は、ただ単にゲームなどで遊ぶ機会が増えて、外で体を動かして遊ぶ事が減ったのが原因です。
同じ運動（動作）だけをしてる子供も、筋肉の成長に偏りが出てしまい、運動器のバランスが崩れ、関節が硬くなってしまう事があるそうです。
このままでは、将来子供達がこうなるかも？！
何の対処もせず、ロコモ兆候がある子供達が大人になると、30-40代という早い段階から、色々な運動器障害が出てしまうリスクがあると言われています。
対策！！
体（全体）を動かす習慣をつけることです。
1日60分程度、楽しいと思う範囲で運動を行うだけで効果があるそうです。
全身を使う運動をゲームのようにして、みんなでワイワイ楽しむだけでいいと思います。
はじめに書いた通り、子供は遊びの天才なので、遊び始めると体力は無限！！w
そうする事で自然と全身を使う機会が増え、楽しいからまたやりたくなる。
そうやって、外で遊ぶ機会も増えて運動器も向上していくと思います。
言葉で教えるよりも、一緒にやって自然に覚えてもらう方が子供には効果的でしょう。
まとめ
子供の頃はいつも外で遊んで、色んな人と友達になって、違う小学校の友達と遊んだりしてどんどん友達の輪が広がっていきました。
違う学校の友達がいるだけで、その違う学校の友達の友達と仲良くなりどんどん友達が増え、小学生の頃は広範囲に友達がいたのを覚えています。
子供は遊びの天才。
大人になると体を動かす機会は減るので、子供の頃にしっかりと動いて運動器を向上させる事は本当に大切だと思います。
子供の将来のために、外で遊ぶ機会を増やしてみましょう！！
子供と一緒に外で遊びませんか？
 |
価格:2,999円 |
-
前の記事
筋トレを家でするなら、このメニューをするべき！！ 2018.12.04
-
次の記事
二の腕痩せには、このトレーニングが効果抜群です！ 2018.12.10