【4話】オーストラリアのフィットネスモデルの大会(大会当日) パート2
こちらのブログからご覧の方は、是非、大会前日パート1からご覧ください。
ついに始まる
ついに大会が始まった。
僕の出番のメンズフィットネスは午後。
時間は案の定、未定だ。
昼休憩を挟むため、昼休憩までは特に何もすることがないので、大会を客席から楽しむ事にした。
それにしても、みんな仕上がっていてかっこいい。
(ボディービル)
(ウーマンエンジェル)
みんな、自信満々なポージングとウォーキング、ここまで過酷な減量をしてきたからこそ得られるものなのかもしれない。
しかし、この堂々としたステージングはとても勉強になる。
オーストラリアの大会は初めて見たのだが、ステージ上でのアピールは日本よりもかなり上手だ。
この時、大会を見ながら自分がステージに立った所をイメージし、最高のパフォーマンスができるよう、頭の中で常にイメージを繰り返していた。
頭の中でイメージしていたつもりだったが、気づいたら体も動いていた。
会場は真っ暗だったため、誰にも気付かれずに済んだ。
そうこうしている内に、昼休憩の時間になっていた。
昼休憩
昼休憩の後は、ウーマンアスリートがあり、そのあとに僕の出番であるメンズフィットネスだ。
ウーマンアスリートが始まったら、最後のタンニングをして、パンプアップをしようとこの時に決めた。
そして、昼休憩はあっという間に終わり、ウーマンアスリートが始まった。
僕は、少し緊張していた。
ドキドキしながら、バックステージに行き、タンニングをしてもらう事に。
タンニングに意外と時間がかかり、タンニングが終わったと同時にメンズフィジークの選手たちが呼ばれた。
やばい、パンプアップを全くしていない。
急遽パンプアップ開始
まだ、時間がありそうだったので、急いでパンプアップをする。
そして、事件が起きた。
背中(広背筋の上部)のパンプアップ中につったのだ。
おそらく塩分不足が原因だ。
すぐに塩分を摂取しよう。
どこにもない。
別のカバンに入れていたのだ。
完全にテンパっていた。
そして、選手たちがステージ横に呼ばれた。
パンプアップも納得がいくほどできておらず、さらに背中が猛烈に痛い。
ポージングする事が困難な状態だ。
焦っていても同じだ、
全てを受け入れ、出来ることをしようと切り替え、腹筋周りのパンプアップをギリギリまでする。
ステージ横に待機するよう言われなので、ステージ横で名前が呼ばれるのを待っていた。
ステージに上がる
そして、名前が呼ばれた。
進行役 「No 3!! Ni*{€}+~ Hi+{+<+~」
僕の名前を言うことは、ネイティブイングリッシュスピーカーには、かなり困難なのだ。
1年ほど一緒にいるオーストラリア人の友達ですら、半年くらい僕の名前を呼ぶまでに時間がかかった。
名前をちゃんと呼ばれないのはいつもの事なので、気にせずステージへ。
なぜか、いつもステージに立つとまったく緊張しなくなる。
練習通り、ウォーキングとポージングをし、規定ポーズに入る。
フロントポーズ、、、
サイドポーズ、、、
そして、バックポーズ。
痛い。
だめだ、痛すぎてまったくできない。
そして、規定ポーズが終わると、審査員たちが見たいポージングがコールされる。
フロントとサイドはまったく問題がなく、ステージでは、おそらく一番いい仕上がりだと自負していた。
そして、予想通り、バックポーズが何回もコールされる。
審査員たちは、僕のバックポーズが出来ていない事に気付いたみたいだ。
何回も何回もバックポーズが呼ばれる。
そして、バックポーズのチェック時間がとても長い。
痛さに我慢しながらもバックポーズをする。
が、まったくできない。
もう背中の感覚すらなくなってきた。
意識が朦朧としてきたところ、ポージング終了のコールがかかった。
助かった、、、、
そしたら、司会者が何かを言った。
僕は、意味が分からずステージの真ん中で突っ立っていた。
すると、隣の選手がジェスチャーと簡単な英語で壁から審査員方に向かってウォーキングをするんだよ。と教えてくれた。
今回、エントリーしたのはフィットネスモデルのカテゴリーだったので、モデルウォークが見られるのだ。
よく分からないので、カッコつけて歩いてみた。
そして、ステージングが終わり、そのまま順位発表となった。
この時僕は、痛みから早くステージを降りて、塩分と水分を早く取りたいとばかり思っていた。
意識も少し朦朧としている。
そして、気づいたら順位発表が始まっていた。
(進行役 順位発表中)
進行役 「Men’s fitness 2018 the champion is…..」
つづく、、、
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