筋トレのモチベーションが下がる理由は、◯◯ができていないからかも?

筋トレのモチベーションが下がる理由は、◯◯ができていないからかも?

こんにちは。

西宮市でfitness mateのパーソナルトレーナーとして活動してるヒロです。

今回は心理学を元に(アドラー心理学)学んだ事をブログにまとめました。良かったら日々の生活に取り入れてみてください。

 

やる気が上がらない…

めんどくさい…

だるい…

まあ今日くらいいっか…

なんで俺が(私が)…

 

なんとなく、やる気がなくなる事ってありますよね。

さらに、嫌な事があったら、もっとやる気がなくなる人もいるんじゃないでしょうか?

過去のトラウマとか、出来事とかによって、目的が変わってしまっている人は多いと思います。(僕もそうでした)

 

ついさっきの出来事なんですが、洗濯物を取り込むのを忘れていて、雨でびしょびしょになっていたので、洗い直しになってしまいましたw

昔の僕なら、イライラするか、自分を責めてイラつきながら洗濯をやり直していたでしょう。もしくは、洗濯自体を放棄してしまっていたかもしれません。

でもこれって目的論じゃなくて、原因論なんです。

 

自分の失敗やトラウマ(過去の出来事)によって、(現在)、嫌になるという感情を選択をしている。

 

僕の例なら…

 

(原因論なら…)洗濯がびしょびしょになって嫌な思いをしたから、洗濯をやり直すのがめんどくさい。イライラする。だから、洗濯をしない、又はイライラしながら洗濯をする。

もし、違う目線で見たら?

(目的論なら…)綺麗な服や下着が必要だから、洗濯をする。洗濯をしたくないからイライラする、自分を責める。と考える。

ここに、過去の出来事や感情が関係無い事に気づいたと思います。

 

 

目的論とは?

 

1つ目の例なら、イライラしながら洗濯をするために、過去の失敗やトラウマを利用した。言い換えれば、イライラしながら洗濯をしたい。という事を選んだ。または、洗濯をしない。という事を選んだ。です。

 

ちょっと不思議に思いますが、普通ならこのような考えはしない(できない)と思います。

多くの方は、失敗したからイライラする。失敗したから、嫌になって辞めてしまう。(原因論)

しかし、目的論からすると、失敗したいからイライラする。辞めたいから嫌になった。

なんです。

 

ちょっと考え方や捉え方を変えるだけで世界は変わります。

人の数だけ見え方は違っていて、その見え方を変える事は誰でもできるけど、多くの方はそれをしません。

感情によってそれができないと勘違いしてしまっています。

感情が湧き出る事を否定してるのではなく、感情はコントロールする事が出来て、しかもそれによって選択肢が増えるんです。

 

他の例も見ていきましょう(僕の経験談)

 

 

ダイエットの場合…

 

(普通)ダイエットで結果が出なくて、嫌になって違う方法を試す。又は辞める。

(目的論)痩せたくないから(やり方を変えたい)から、嫌になっていると考える。

 

(普通)の場合は、選択肢は一つです。 ①辞める(やり方を変える)→辞める理由を考える
(目的論)の場合は、選択肢は一気に増えます。

→①食事量を少し減らす ②運動量を増やす ③プロに相談する(本来の目的の為のやり方)
上記は全て、改善する方法です。しかも、初めに掲げた目的や目標がずれにくくなります。

 

 

 

 

英会話の場合…

 

(普通)しゃべれるようにならないから、嫌になって、又は性格や才能(過去やトラウマ)のせいにして辞める。

(目的論)英語を話せるようになりたいから、勉強する。

英語を話せるようになりたくないから、辞める。と考える。

 

 

 

健康の為に始めた運動…

(普通)めんどくさい、しんどいから辞める。
(目的論)運動を辞めたいからめんどくさいと思ってる。目的は健康になるためだから、運動をする。または、自分が出来る範囲の運動に変える。

健康になりたくないから、運動を辞めると考える。

 

他にも色々あると思いますが、これらの例から本質を見抜いていただけたら嬉しく思います。

多くの方は、原因論になってしまっていると思います。

 

 

最後にもう一つ。

大切な人との喧嘩で大声で論破する…

(普通)相手が間違えてると思っている、自分の意見が正しいと思ってる、イライラするから大声で言う。

(目的論)自分の意見を相手に伝えたいなら、大声で言う必要もなく、怒りの感情を持つ必要もない。目的は相手との和解、意見の交換であるはず。

怒鳴る目的は、服従させようとしている、自分が正しいと思わせたい、になっていると考える。

 

中には暴力や怒鳴りつける人もいるでしょう。僕も喧嘩すると感情に身を任せて自分の考えを説明してしまい、ついつい声が大きくなったり、怒り口調になってしまいます。

少しづつ、目的論で考えれる脳を育てていって、いずれは喧嘩中も目的論になれるよう頑張ります!

 

(原因論)

努力をしないから夢が叶わない。

才能がないから夢が叶わない。

 

(目的論)

夢を叶えたいから努力する。

夢を叶えたくないから努力をしない。

 

目的論は、できない理由に原因なんか関係ないという考えです。

 

いっぽう、原因論とは?

 

失敗、嫌になってる、不幸、イライラする、それらには原因があるという考え方です。

 

嫌だから…

性格だから…

僕は(私は)こういう人間だから…

トラウマ(過去の出来事)で…

 

これらは全て原因論です。

原因論は、今起こってる事は過去の出来事で、そう(今の感情や行動)なっていると思ってしまう事です。

そしたら、選択肢は一つになり、しかもそれは基本的にネガティブな選択になってしまいます。

目的論なら選択肢は一気に増えます。

過去の出来事で、そう(今の感情や行動)なっていると思っているのか…でも目的は、それ(目標や目的)をする事だから、行動に移そう。または、どうしたらもっとよくなるか改善しよう。

 

(原因論)

僕の(私の)性格や遺伝のせいで、悲惨な状況になっている。

過去のトラウマのせいで、悲惨になっている。

 

(目的論)

悲惨な状況になりたいら、性格や遺伝を利用している。

悲惨になりたいから、トラウマを利用している。

 

 

まとめ

 

原因論がダメだというわけではないと思いますが、目的論になるだけで世界が変わります。世界の見え方が変わります。

僕は本当に変われました。今まで見てた世界と、今見てる世界がまったく違っていて面白いとさえ思いますw

見え方が変わるだけで、自分のいる環境が変わる事も実感しています。

変わりたい!と思う人は、だまされたと思って、これから起こる事すべてを目的論にし直してみてください。

きっと、慣れないうちは全てを原因論でとらえてしまうので、一呼吸おいて目的論で考え直すと一気に見えてた世界が変わると思います。

 

僕がやってるやり方は、本来の目的を思い出す事です。

(今回の例えなら、綺麗な洗濯物が欲しい、痩せたい、英語が話せるようになりたい、健康になりたい、仲良くなりたい、夢を叶えたい)

多くの人は先に感情を思い出して、次に目的を考えます。

だから、嫌だから、才能がないからやらない。という風になってしまいます。

 

もし、やり始めた当初に考えた目標(目的)を変える場合は、本当に目標を変えていいのかを真剣に悩んでほしいと思います。もしかした、ちょっとした感情の変化で、その大切な目標を変えようとしてるかもしれないからです。

本当の目的を理解することで、自分のやるべき事が明確になります。

そして、感情は訓練でどんどんコントロールできるようになると思います。僕は、少しづつ少しづつコントロールできるようになっていると実感しています。筋トレと同じで時間がかかってますw

 

この1冊で人生変わるって言っても過言ではありません。