【1話】オーストラリアで開催されたフィットネスモデルの大会に挑戦(コンテスト前日) パート1

【1話】オーストラリアで開催されたフィットネスモデルの大会に挑戦(コンテスト前日) パート1

こんにちは!!

 

現在は(ブログ移行のため)オーストラリア、ゴールドコーストに在住パーソナルトレーナーの西垣です。

 

一発目のブログは、先日挑戦した、フィットネスの大会について日を追って書きたいと思います。

 

今回挑戦したのは、オーストラリアのシドニーで開催されたINBA men’s fitnessです。

 

メンズフィットネスモデルというジャンルで挑戦しました。

 

オーストラリアにあるシドニーはゴールドコーストから飛行機で約1時間半で、LCCのジェットスターやタイガーエアーを利用すると往復で100ドル前後で行けちゃいます。

 

それでは、物語のスタートです (>_<)/

 

 

ついにシドニーに向けて出発

 

今回は、調整などの関係もあり、オーストラリアのフィットネスモデルのチャンピョンになるためにはしっかりと調整をする必要があるため、大会の前日にシドニーに入りし、市内で1泊して大会に挑むことにしました。

 

午前5時、眠い目をこすりながら、カバンの中に着替えや下着、大会当日に着る水着、パンプアップ用のチューブを入れた。

 

そして、冷蔵庫からは前日に用意をしていた、カーボアップ用(大会の前日に炭水化物をたくさん食べて、筋肉に張りを持たせる事)の白米1000gとさつまいも800gを取り出した。

 

棚からは、食べやすくするために購入したはちみつを取り出し、カバンに無造作に詰め込んだ。
(大会前日は塩分をカットするため、塩や調味料が使えません。)

 

オーストラリア在住15年のKさんが今回は大会までをサポートしてくれることになってた。

 

Kさんの奥様が車で空港近くまで送ってくれるという事だった。

 

約束の時間が近づいたから、玄関を出て家の前で大きく膨らんだバッグを片手に待ってた。

 

ゴールドコーストは年中暖かいが、一応冬もあり、大会当時は冬だった。

 

冬の早朝は少し肌寒く、パーカーをそっと羽織る。

 

100日以上の過酷なダイエットが明日の大会で終わるのか。

 

そんな事を考えていると、なんだか切ない気持ちと、絶対に優勝してやるぞっていう熱い気持ちが入り混じりるのを感じた。

 

芝刈りをしているお兄さんに挨拶をし、肌寒いゴールドコーストの空気を鼻からめいいっぱい吸い込んだ。

 

「絶対に優勝してやる」

 

と周りの人に聞こえないように小さく呟いた。

 

 

見慣れた黒の車が目の前に止まり、車内からKさんと奥様と二人の可愛い子供達が僕の事を笑顔で見つめていた。

 

奥様「また、痩せましたね」

 

この一言が大会優勝へ、さらに一歩近づけた気がした。

 

朝早くにもかかわらず元気な子供達からたくさんパワーをもらい、車から見える見慣れたゴールドコーストの景色を楽しんでいると、あっという間に目的地に着いた。

 

目的地からはバスで空港に向かい、30分ほどのバスの車内では、いかに筋肉を発達させるかという筋肉話だけをしていた。

 

筋肉の話をしてると、一瞬で時間が過ぎる。

 

飛行機はチェックインも済んでいたため、出発まで約1時間ほどあった。

 

カバンに詰め込んだ米とはちみつとさつまいもをカフェのテーブルに広げ、ゆっくりと食べ始めたが、ものの1分もしないうちに、甘すぎて食べるのが苦痛になり、ロングブラック(日本でいうアメリカーノ)を注文し、無理やり胃に詰め込んだ。

シドニー到着

 

シドニーには午前中についた。

 

時間もたくさんあるため、観光をする前にホテルに向かいチェックインをすることにした。

 

ホテルに向かおうとバスを探していると、大会の主催者からメールが突然きた。

 

 

 

少し慣れてした英語能力を駆使して、理解に努める。

 

画面を下に進めていくと。

 

大会
「スプレータンニングは、前日までにベースコートを済ませ、大会当日に本塗りをしてください」

 

僕 「ん?」

 

大会
「ウェブで予約をし、スプレータンニングの場所に10分前までには到着してください」

 

僕  「ん?!?!」

 

僕  「前日にタンニング??」

 

初耳だ。

 

予約を見ると5時以降7時までの間が空いていたため時間的には余裕だったが、スプレータンニングの場所までは市内から電車とバスを乗り継ぎ、1時間以上も離れた場所だった。

 

それに、バスの本数が少なく、バスに乗り遅れたら次のバスは1時間後というカオス的な場所だった。

 

Kさん  「大会側がその大切なメールを送るの、遅すぎませんか?」

 

確かに、遅すぎる。

 

ただ、オーストラリアの大会だったため、適当な事がたくさんあるだろうと事前に想定していた僕は余裕をブッこいていた。

 

僕   「確かに!!でも、まだまだ時間があるから間に合うし、メールを確認してて良かったです」

 

この時、余裕をぶっこいた事を後悔することになるとは思いもしなかった。


(ホテルからすぐの綺麗な公園。)

 

まっちょ二人で、公園が綺麗ですねっなんてお洒落な事を言ってみたものの、二人ともお洒落な言葉が全然似会わない体格と顔だったことに気づき、言った後に少し恥ずかしくなった。

 

つづく、、、

 

【次回】オーストラリアの大会前日part2